みんなでお昼を食べて、いつもと同じように電車に乗る。
清水くんと日笠くんは、制服ではないけれど。
「てか翔真、そんな近所行きのカッコでよく電車乗ったな?」
「あぁ…全然気にしてなかった」
清水くんは昔からそうだった。
ちょっと気怠げで…お姉ちゃんの話によると、部屋着がものすごくダサいらしい…。
でも、そんなところも、好きだ。
いつもと同じように、世間話なんかしているとあっという間に自分のおりる駅に着いた。
「じゃまたね、翔真、由佳菜ちゃん」
「うん」
日笠くんに手を振って別れると、
清水くんがすぐに手を握ってきた。



