へへ、と日笠くんと笑い合うと、 突然、テーブルの下で右手を掴まれた。 「……!」 私の手を掴んだ手と、隣にいる清水くんの顔を交互に見る。 清水くんは頬杖をついてそっぽ向いてるけど、 私の手を握る力が、ぎゅっと強くなった。 「由佳菜ちゃん? どした?」 「あ……いや!なんでも!!」 日笠くんたちには見えてないだろうし、恥ずかしいから誤魔化したけど…。 「翔真、いやらしいなお前」 「………うるさい」 日笠くんには、バレバレだった…。