「なんだよ」
不機嫌そうな顔の清水くん。
「中学の、ジャージ…」
「ほんとは近所のコンビニに行く途中だったんだよ。
くそ…やっぱ来るんじゃなかった」
「……え…なんで…」
「あ?
須藤さんに呼ばれたんだよ」
美紀ちゃんに…?
まさか、美紀ちゃん…
『由佳菜ちゃんも頑張りなよ』
今、言えってこと!?
「美紀ちゃん…なんで…」
「そんなの知らない。須藤さんに聞いてよ」
『で、須藤さんは?』と聞いてくる清水くんに、『忘れ物取りに行ってるみたい』と伝えておいた。
そのまま一人で帰ろうとしたら
「ちょっと待って」
清水くんが私の腕を掴んだ。



