電話に出た健太はなんだか焦ったような声をしていた。
『由佳菜ちゃん、お前のとこいる!?』
「岩堀?
いないけど」
『じゃあ、まだ合流出来てないんだ!?』
「会ってないし、別に会う約束もしてないし」
『さっき翔真たちを追いかけてったんだけど…まだ会えてないのか…。
探してみるわ』
「は?追いかけたって……」
いつ?
なんで健太だけ知ってんだよ…。
「……いい、俺が探すから」
『なんで?』
「……絆創膏買いに行くついで。
だから、河原の方に来て。
今、橋の下。
須藤さんが怪我してるから、ついてて」
『はぁ?お前がついてればいいだろ?』
「……気まずい、から」
『気まずいって……
やっぱり、告られた?』
……!!
なんで、わかった!?



