今日の美紀ちゃんは積極的だなとは思ったけど、ここでも積極的だ…。
「次の駅で一緒に降りて、電車が来るまで一緒にいてほしい……ダメ?」
「いや、でも…」
「図々しいこと言ってごめんね!
用事とかがあるのならいいんだけど…もし時間あったら一緒にいてほしいなって…」
困ったように眉をさげる美紀ちゃん。
その表情を見て、断りづらそうで困った顔をする清水くん。
このまま、清水くんが断らなかったら、次の駅で美紀ちゃんと一緒に降りて…
いつも清水くんと一緒に帰る道を、1人で帰ることになる。
……やだな。
美紀ちゃんを、優先してほしくない…。
「し、清水くん、
この後用事あるって、言ってなかった!?」



