その後は、いつもの登下校の時のように、4人で電車に乗った。
1つ違うのは…美紀ちゃんが不機嫌そうなこと。
「美紀ちゃ「ねぇ翔真くん」
私が話しかけると、それを聞いてないように清水くんに話しかけてる。
……私、なにかした?
「由佳菜ちゃん」
「え?」
「考えといてね」
私に向かってニコッと笑う日笠くん。
なにを?と言おうとしたけど、
さっき、日笠くんに告白されたことを思い出した。
「告白、の、ことでしょうか…?」
「そう。
返事はゆっくりでいい。
でも、真剣に考えてほしい」
日笠くんはそう言うけど、困る。
私は清水くんが好きだもん…。
でも、清水くんが私を選んでくれるわけない。
だから、日笠くんのことも、真剣に考えた上で返事したい。
そういうことわかって、ゆっくりでいいって言ってくれてるのかな。
日笠くんは、やっぱり優しいね…。



