やっぱり2人はお似合いだ。
清水くんが、私にどれだけ期待させるようなことをしてきたとしても、
彼が好きなのは、美紀ちゃん。
それだけはちゃんと理解しておかないと
私はただ、振り回されるだけだ。
期待なんて…しちゃいけない。
* * *
一通り遊んで、もう帰ろうとしていたところで、
はしゃぎ疲れたせいもあって、喉が渇いてしまった。
「ごめん、喉渇いたから何か飲み物買ってくる。
みんな、先に帰っていいよ」
プールで全力で遊んだ反動がきてるのか、みんなはお疲れモード。
早く帰りたいだろうし、付き合わせるのも悪いと思ってそう言った。
そしたら、希衣ちゃんたち4人は先に帰ると言って仲良く駅の方へ歩いていった。
残ったのは美紀ちゃん、清水くん、日笠くん。
あのケンカがあってから、清水くんと日笠くんはあんまり喋ってないみたい…。
4人いなくなって、しーん…と辺りが静まり返る。
……き、気まずい…。
その空気を美紀ちゃんも感じているようで、誰も声を発さない。



