受け取った浮輪を抱えながら、
今度はビーチボールを膨らませている清水くんをじっと見つめた。
「……なに?」
「え?」
「そんなジロジロ見て。
自分で膨らませたかった?」
「えっ…ち、違うよ!?」
また間接キスだなぁ…とは思ったけど!
清水くんに見惚れていただけなんです…。
「し…清水くん、意外に、筋肉質だなぁ…とか、を…」
「……なにそれ。
岩堀のえっち」
「あ…うぅ…///、ご、ごめんなさい…」
恥ずかしくなって、浮輪で顔を隠すと
清水くんに浮輪を奪われてしまった。
「……岩堀」
「…ご、ごめんなさい…」
「なんで謝んの。
こっち見ろ」
顔をそらしていたのに、
清水くんが私の頰に手をあてて、強引に顔の向きを変えられた。



