神様、大事件です!-芸能人に恋をして2-

「紫のシュシュをしてるってことは、ミオのファンなんだね。」

「そー!俺のファン」

私を挟んで、そんな会話をする、ミオ君とケイ君。
そして、後ろにはリョウ君という立ち位置です。

「ミオのファンなら良かったね!ミオが隣で!」

「は、はいっ!」

ただでさえ緊張しているのに、素敵すぎる笑顔で話しかけてきたリョウ君。
思わず、声が裏返ってしまいました。
恥ずかしすぎる。

「はい、じゃあ撮影します」

い、いち、、枚、目。
メンバーに触れず、
笑顔で...でも、笑いすぎず。
ミニラ注意。ミニラ注意。ミニラ注意。

「はい、撮りまーす」

「まって、高瀬、遠くない?もっとこっち寄んなよ」

「へ?」