淡い恋涙


「咲!」



声がしたほうを見ると航喜先生が手招きしてる。




なんだろ…






「どう?トランペットの調子は」


「バッチリですよ」

「そっか、良かった。明日から頑張ろうな!」


先生はいつもの笑顔で笑っていた。



「じゃあまた明日ね。寝坊すんなよ(笑)」

「しないですよ!」





先生は手を振っていてくれた。