「・・・ねむ」 鳴り続ける目覚まし時計を止め、ベッドに座る。 時計を見ると、午後2時半。 「・・・休むか」 こんな時間から学校に行っても、返って目立つだけ。 はぁ、とため息をつき、再びベッドに寝転がった。 ぼうっとする頭の中で、私、 神崎姫花(カンザキ ヒメカ)は考えた。 高校生になった今、授業にほとんど出ていない。 もしかしたら、同じクラスの子でも、私の名前を知らない子がいるかもしれない。 でも、何故か。 学校に行こう、という気にならないのだ。