カナトサイド

「・・・」

「・・・」

俺は、病院に来たら何か閉じ込められたから
憂さ晴らしに、人を殺して周っていた

「・・・」

「・・・」

そしたらこれだ
一人の少女に出会った

「んだよ・・・」

「ねぇねぇ」

「あ゛?」

「私を殺して?」

ユウナサイド

「はぁ!?」

目の前の男性は返り血を沢山浴びていた
だから、私が一番望んでいる事を頼んでみた

「貴方人殺しでしょ?
 なら私を殺してよ」

「なんで俺が人を殺してること
 知ってるんだよ」

「だって返り血がいっぱい
 ついてる・・・」

「あ、ほんとだ」

まさかきずいてなかったの?
ベッタリとついてるのに?

「ね?私を殺して?」

「んな気持ち悪いたのんでんじゃねぇよ!!」

気持ち悪い?なにが、気持ち悪いの?

カナトサイド

「俺は、頼まれて殺してるんじゃねぇ」

「頼まれて殺してたら
 デリバリーキルになっちゃうよ」

「いや、何うまいこと言ってるんだよ」

こいつ・・・
真顔じゃなかったら以外と
可愛いのにな。もったいない