『そうですか』 そう言おうと思ったのに、その言葉は遮られた 彼女を呼ぶ声によって その声に反応して、彼女も笑顔になった ・・・友人かな 「じゃあ、本当にありがとうございました!!」 彼女が頭を下げるのを見て、友人さんも頭を下げた 『今度は、本物の友人ですね』 なんだか微笑ましくなって私は笑った 何度もこちらを振り返って頭を下げる彼女たちに、私は何度も手を振った