「でも、ある時奏は、おれと天愛が付き合っている事を知ってしまって・・・
・・・天愛を、壊して無残に捨てた
それからだよ。奏が派手な女遊びをするようになったのは
腕の傷も倍に増えて・・・
・・・奏自身がどれだけ傷ついているのかなんて、想像できないような時期があったんだ」
・・・奏くん・・・・・・
そんなことがあったんだ・・・
・・・これは、誰が加害者で被害者なのか、まったくわからない
きっと、全員がそうなんだと思う
「でも今は、とても幸せそうなんだ」
コウくんがさっきよりも少しだけ声色を明るくして言った
『・・・幸せ・・・?』

