いつも側に

目が合った瞬間、俺の心臓はドクンと大きく揺れた。






血だらけで歩く女は、俺が欲しいと思ったあの少女だった。








少女は焦点の合わない目で俺を見たと思ったら、ぐらりと揺れた。






『おい!』






俺は少女の身体が地面に叩きつけられるギリギリのところで支えたが、






『…は?』








人一人倒れるほどの衝撃がほとんどなく、
身体が小さめとはいえど作りから見ておそらく16歳ぐらいだろうか。




あまりの軽さと細さにあのまま叩きつけられていたらと考え、ぞっとした。