いつも側に

そしてやっと少女を脅かしていたものを排除し、助けに行こうとした時。



激しい息切れの音が聞こえた。



トレーニングにしては切れすぎている。



不審に思った俺は様子を見るため、音のする方へと向かった。






そこには、アスファルトに赤いシミを作りながら今にも倒れそうな身体を引きずって歩く女の姿があった。





正気でいれば動くことすら難しいその身体で歩く姿を異常だと思い、俺は声をかけた。




ゆっくりと振り返った女。