いつも側に

頭がくらくらする。



貧血の中走ったからだろう。




少し休もうと思い、公園らしい所を探して歩いていると、




「おい」




と、聞いたことのある声が聞こえた。




脳裏に浮かんだのはあの謎の男。




ゆっくりと振り返ったと同時に、視界がぐにゃりと歪んだ。



「おいっ!」




意識が遠のく中覚えていたのは男の焦った声とふわっと私を包む爽やかな香りだった。