「凄かったねぇ~?
聞いて聞いて僕ね?
パンダが迫って来た時殴りそうになったよ!」
「芦基、仮にも女子です。
殴っては駄目ですからね??」
「いや、お前の発言の方が傷付くだろ(笑)」
「慧に同感~♪♪」
変装をせず登校したのが原因なのか
ハイテンションな俺達。
あの後、屋上に来て今に至る。
「もう~!やっぱり紘は変装して!
女子全員が狙っちゃうよ…。」
コイツは知らねぇんだろうな。
野郎共が実基をどんな目で見てるかなんて。
本当は俺だって実基には変装して欲しい。
あんな奴らに見せたくもねぇ。
実基には俺だけで良いんだ。
んな事恥ずかしくて言えねぇけどな?
「心配すんなよ。
これも朱音の為だ。我慢してくれ、な?」
宥めるように頭を撫でてやる。



