「アイツらが
俺の言う事を素直に聞いたら不合格。
聞かずに探したら合格だ。
朱音の居場所を教えてやる。
教えずに見つけ出したら大したもんだがな。」
「ちょっ、そんな勝手な事したら!!!
もし朱音がこれいじょ…「分かってる!!」」
「…そんな事分かってる。
でも、俺達でさえ救えなかったんだ。
アイツらに賭けてみたいと思うのは間違いか?」
「それは…でも……。」
「俺の意見に賛成の奴は手を挙げてくれ。」
「……朱音に嫌われても知らないからね?」
「う゛……そ、それは……。」
「でも、
私だって作り笑いじゃない朱音を見たい!」
賛成!と挙手する実基。
「ありがとう実基。お前らはどうだ?」
「僕も賛成~♪
それで朱音が救われるならなんでもするよ?」
続いて芦基も手を挙げる。



