「普段、芦基が私達を
どう考えているか良く分かりました。」


「もうバイク改造してやんねぇーかんな!」


「私も芦基の分のお弁当作ってやんない。
今度から自分で作んなさいよ?」


「え、え…?顔が怖いよぉ!?
ねぇ、舜?
僕らの友情こんな事で壊れたりしないよね?」


「さぁ、どうでしょうか…。」


「け、慧!僕ね?
慧が改造してくれたバイク大事に乗ってるよ?
カッコいいから気に入ってるよ!」


「へぇ~??」


「実基!!お前は兄ちゃん想いだもんな!?」


「え?こんな時だけ兄貴面しないでよ。」


「実基は俺を想ってんだもんなぁ~??」


「う、うん♪紘だけよ/////」


ヤベ、実基可愛過ぎだろ…。


「紘まで僕を虐めるーーー!!!!」


とうとう半泣き状態に陥った芦基。


「冗談だよじょーだん!!
高二の男子が泣いてもなんも響かねぇぞ??」


「紘、逆に響いたら怖いわよ。ホモよ、ホモ。」


「紘がホモ………?キモッ!!!」


「うっせぇよ!」


ったく、慧は冗談通じねぇんだから…。


「確かに紘がホモだったら面白いですが…。」


舜…お前もかよ……(泣)


「それより『双覇』を潰すという
脅しは本気なんですか?」


あ?そーいやさっき言ったな。


「あー…あれ嘘だけど?」


だってアイツら正当だし??