なのに倒れているのは四人。
立っているのは俺と神崎だけ。
「お、お前一体…。」
「あーあー。
折角、平和な高校生活を送ってたのによ。
まぁ、蒼翔の為なら良いか…。」
神崎がゴソゴソと制服を着崩し始める。
眼鏡を外し、手で目を触ったかと思えば
何かを床に捨て、髪を掻き上げた。
そして、金の瞳と目がぶつかった。
「俺は『神龍』12代目総長 『天龍』
お前らその程度で俺に勝てると思うなよ?」
てん……りゅう?
それに『神龍』って言ったか??
それって世界一の。
「格の違いが分かったか~い?」
「誰だ!?」
後ろから声が聞こえ、振り返ると
二年の教室に居た
地味な四人が屋上入口を塞いでいた。



