「だから!貴方がですね!!」
「なんだよ舜。何が言いたいんだよ……。」
こんな慌てる舜を見たのは初めてだ。
「あのね!紘…。」
「どうしたんだ?実基。」
言いにくそうにオドオドする
実基に優しく声をかける。
すると小声で
「『双覇』が紘を探してる…。」
……俺の聞き間違いか??
いや、俺は目立つ行動なんかしてねぇ。
害の無い平凡な生徒を演じてきたんだ。
それに『双覇』と会った事もねぇぞ?
「なんかの間違いじゃねぇーの?」
俺が思ってた事を慧が言ってくれた。
流石、幹部。俺を分かってんな。
「それがさ〜?本当なんだよね〜〜?
僕も『双覇』に聞かれたもん。
「二年に神崎 紘は居るか」って!!
ドンマイ紘!!遂にバレちゃった!?」
「もう芦基!ふざけないの!!
ねぇ、紘。心当たり無いの?
本当に『双覇』と関わってない??」
「うーーーん…。」
思い当たる事もねぇーよ。



