類side 「朱音…聞こえる?」 椅子を近付け、朱音の手を握る。 暖かい…。 それだけが生きてるって思える。 「でも、声を聞きたいよ。」 蒼空ちゃんが死んだ時、 朱音もそう思ったんだよね…。 辛い、辛過ぎる。 今迄ずっと抱え込んでたんだ。 何も出来ない、待つだけしか。 俺には何も出来ない……。 類sideEND