「おねぇちゃんなら
残された人の気持ち分かるでしょ!?
皆に同じ思いさせるの…?
本当は一緒に居たいくせに!!」
『蒼空…。』
「お願いだから…戻ってよぉ!」
必死に扉の方へ向かわせようとする蒼空。
類、類の言う通りだったね。
蒼空は私を恨んでなんかいなかった。
今だって私を生かそうと必死になってる。
『蒼空…私……生きたい……ッ…。』
蒼空の側に居たい、それは本当に思ってる。
でも、皆に会いたい。
そんな気持ちも蒼空は見抜いてた。
「うん!早く行って!!」
蒼空から離れ、白い扉に手をかける。
「おねぇちゃん!これはもう必要無いよね!?」
『え、なんでそれが!?』
蒼空の手には
私が『双姫』の時に使ってた白い仮面。



