『私は死んだんだよ…?』
「まだ死んでないよぉ!
でも、ちょーっと危ない!!」
『良いよ…このまま蒼空と居る。』
扉を離れ、蒼空の手を握る。
「おねぇちゃん…ごめんね。」
『なんで…蒼空が謝るの?』
謝るのは私の方だよ。
私を庇ったせいで死んじゃったんだから。
「蒼空が『約束』って言って
ずっとおねぇちゃんを縛ってる……。
死んだ後もおねぇちゃんは
蒼空との『約束』を守ろうとしてくれたぁ!」
ポロポロと涙を流す蒼空。
『まるで見てたように知ってるね…?』
「ずーっと見てたよ?その左目で…。
おねぇちゃんが蒼空の為に泣いて…。
蒼空の為に復讐をしようとして、
『双姫』として動いてた事も。
全部見てた…。」
『そっか…。』
死んだ後も私を見守ってくれてたんだ。
「おねぇちゃんと一瞬に居たい…。
でも、こんなの認めない。
蒼空は生きて欲しくて助けたんだからね!
死なす為に助けたんじゃないッ!」
"蒼空ちゃんも生きて欲しいと思ってるよ。"
類の言葉を思い出した。



