ここはどこだろう。

辺り一面真っ暗で酷く寒い…。


『眠い……凄く…ね…む……い…。』


寒いからだろうか、目を開けてられない。


瞼を閉じようとした時、


「寝ちゃ駄目ッ!!」


聞き覚えのある声が聞こえた。

ずっと聞きたくて堪らなかった声。


『蒼空……?』


私と同じ目をした
蒼空が仁王立ちして私を見ていた。