「嘘だよな…なんでだよッ!」

紘にぃ。
本当の妹みたいに接してくれて嬉しかった。
いつも側に居て、守ってくれたよね。
大好きだよ…紘にぃ。


「朱音…朱音!!」

真白。
初めて会った時に
私の何かを感じて心配してくれた。
本当に嬉しかったんだよ?
女友達なんて出来るとも思ってなかったし。


「朱音!
僕とテニスするって『約束』したじゃん!
だから、死んじゃ駄目だよぉ!!」

燐。
転校して来た私に一番に声を掛けてくれたよね?
今思えば嬉しかったよ……?
ぬいぐるみが大好きで弟みたいだった。


「朱音さん、
これでお別れなんて許しませんよ!?」

李樹。
腹黒で毒舌だったね。
でも、その裏を返せば
心配してくれてるんだって感じたよ?
ありがとう……。