『ただいま、紘にぃ話がある。』
帰って早々紘にぃの腕を引っ張って
自分の部屋に連れ込んだ。
「痛てぇよ!なんだよ朱音!!」
この様子じゃあ知らないか。
『真白が拉致られた。』
「は?確かお前が前に助けた子だっけ??」
『ここ数日真白に付き纏う奴が居たらしい。
だから私と『双覇』で護衛をしてた。
『蛇蝎』の可能性があったから。』
「おい、まさか…。」
『真白を拉致ったのは『蛇蝎』だ。
明日ケリを付けて来る。』
「……『千騎組』は潰しておく。
頼むから無茶だけはするなよ??
約束してくれ。」
紘にぃ本当は行くなって止めたいんだよね。
右手に力入り過ぎて白くなってるよ?
紘にぃが嘘つく時の癖。
気付いて無いみたいだけど。
『うん、ありがとう。』
それでも私を優先してくれる紘にぃ。
大好きだよ。



