双姫 Ⅰ



類side


"〇〇公園の近くにある空き地に来い。

そう書かれてあります。"


李樹がそう言った時、
一瞬だけど朱音の目が陰った気がした。


朱音は東条を殺したい程憎んでいる。


" 東条と対峙すれば
朱音は憎しみに駆られるだろう。
冷静さを失い、迷わず奴を狙う。

それがどっちに転ぶかは誰にも分からない。
だから、お前がそれを止めろ。"


藤先と約束したんだ。

だから俺が守るんだ、闇から苦しみから。


類sideEND