双姫 Ⅰ



「蘭桜…確か女学校だな。」


「近いっちゃ近いねぇ!」


「でもどーすんだ?
いつ『蛇蝎』に捕まるか分かんねぇぞ?」


『…真白に護衛をつけるってのはどう?』


それしか方法が無い。


「…それしかねぇだろーな。
俺らが交代で護衛するって事にするか。
下っ端じゃ不安だから俺らのが良いだろ。」


「……え、俺も??」


『類、お願い。
アイツらは何をするか分からないから。』


女嫌いだから辛いかもしれない。
でも、命には替えられない。
ここは我慢して貰わなきゃ…。


「…うん、我慢する。」


『ありがとう。真白、少しの間我慢して。
『蛇蝎』から絶対に守るから。』


「はい!よろしくお願いします!!」


『私がこのままサボって真白を送り届ける。
皆は戻って良いよ。』


フードを被って皆を見た。