「朱音〜?起きたの~〜~??」


リビングから母さんの声がし、
まさかと顔を歪める。


このまま寝たフリを…。


「朱音〜??早く降りてらっしゃい?(黒笑)」


『は、は~い…。』


命の危険を感じた私は素直に起きる事にした。

そして、階段を降りながら思った。


目覚ましをセットしたのは
間違いなく母さんだと…。