双姫 Ⅰ



「でも、昔の事を悔やんでも何も変わらない。

朱音も…それは分かってる。
でも、恨まずにはいられなかった。
そうする事で自分を保っていたんだ。」


「でも、『双覇』に会って変わってくれた。

あんなに楽しそうに笑う朱音を
見たのは正直初めて。
悔しいけど…朱音を変えてくれてありがとう!」


「僕からもお礼を言うよ!ありがとう♪」


「私からもありがとうございます。」


「朱音を変えたのがお前らで良かった。
本当にありがとな。」


俺らは嬉し過ぎて何も言葉が出なかった。

少しでも朱音の気持ちを軽く出来たと思うと。


「これからもアイツを信じますよ。」


この人達にはその一言だけで良い。

形は違えど朱音を想う気持ちは同じだから。


神龍、双覇sideEND