双姫 Ⅰ



「そうですね、そうしましょう。」


「もう行こうぜぇー。後、五分で鳴るし。」


『でも、売店でご飯買わなきゃ。
そのまま倉庫から来たから無いでしょ?』


「あ?俺らは作って持って来た。」


見ると皆の手にはお弁当が握られている。


『え!?私だけ?そんなー…(泣)』


「冗談。はい、朱音の分のお弁当。」


「朱音のは類が作ってくれたよん♪」


『ありがとう!!
一つ一つ感謝して食べるからね!』


「大袈裟だよ(笑)」


私達はチャイムが鳴ってから
教室を出て屋上へ向かった。