双姫 Ⅰ



ガン!


ドカ!!


「ねぇ…なんの音……?」


私達は学校中を探し回ったけど
見付からなかった。

後、探してないのは屋上。


「朱音を探していた時を思い出すな。」


「あの時も校内を探し回りましたね。」


『すみませんねぇ~。
あの頃は誰とも関わりたくなかったもんで。』


「でも、今は友達だもんねぇ!!」


「俺らしつこく追い回したもんなぁ!」


『あれは怖かったわぁ~。』


だって、予期せぬ場所に現れるんだもん。


ガチャ


屋上の扉を開ける。


『…は?』


目の前の光景に絶句した。

だって、類と光ちゃんが殴り合ってたから。