双姫 Ⅰ



「アイツは見た目も良いからな、俺と一緒で。」


…うん、軽くナルシ入ってるよ玲。
俺様だけで十分なのに。


『類の髪と目って生まれつき?
てっきり染めてるのとカラコンかと思った。』


あの手触りと近くで見た時の目。
あれは元からだろう。


「俺らが会った時はもうあのまんまだった。」


「類は余り自分の事を話しませんからね。
過去の事も聞くのに大部かかりました。」


「それなのに朱音には直ぐ話したよね!
羨ましぃ〜!!!」


『そ、そうかな。
私がなんとなく類と似てたからかな?』


親に捨てられ、
孤独を経験し、誰も信じる事が出来なくなった。


類は『双覇』と出会い、
私は『神龍』と出会った。

だから、気が許せるんだろう。