双姫 Ⅰ



『うーん…慣れない事して疲れた。』


「お疲れ様です、これどうぞ。」


『ありがとう!』


李樹がくれたのはレモンティー。
私の大好きな飲み物なんだ♪


「それにしても黒板で説明とか良く考えたねぇ?」


「玲の発案ですよ。
只、周りがウザかっただけだと思いますが。」


………なんて酷い人なんでしょう。


「近過ぎんだよアイツら、暑苦しい。」


『冷血人間め…。』


「聞こえたぞ朱音。」


『ワーコワイコワイーー。』


「凄い棒読み(笑)」


だって、怖くないもん(笑)


「でもさぁ~?藤先…何考えてんだろうねぇ。」


『……何がしたいんだろうね。』


バラしてどうしたかったんだろう。

これで私が光ちゃんの彼女になるとは
思えないし、逆にならないんじゃないの?


光ちゃんのしたい事が本当に分らなかった。