双姫 Ⅰ



その言葉に一同硬直した。


「俺…男と思われてない……?」


『え?』


後ろを見るとショックを受けている類。


「る、類!そんな事無いよ!」


「そうだぞ!?信用されてるって事だろ!?」


「信用…信用かぁ……。」


アハハ…とカラ笑いをこぼす類。


「おい類、ちょっと良いか?
朱音は先に寝てろ。」


紘にぃが類を呼び、
私は部屋に入るように促された。


『…類、先に寝てるよ?』


「あ、うん…。おやすみ朱音。」


話が気になったけど私はベッドに潜り込む。

布団を被ると類の匂いがして
何故か安心して私は目を閉じた。