「蒼空ちゃんはそれを望んでると思う?」
『私を庇ったせいで死んだんだよッ!?』
「…蒼空ちゃんは選んだんだよ。
蒼空ちゃんが生きたくて
何もしなかったら朱音が死んでた。
でも、自分が死ぬかもしれないと
分かった上で飛び出したんだ。
朱音と同じ想いで。」
『あ…ッ…。』
「もしだよ?
仮に左目じゃなくて別の場所を刺されて
朱音が死んだとしたら
蒼空ちゃんに死んで欲しいと朱音は望むの?」
違う、そんな事望まない。
私が望むのは
『たとえ私が死んでも…生きて欲しいッ!』
類の言葉が蒼空の言葉に聞こえて
また涙が溢れ出す。
「そうだよね?
朱音も蒼空ちゃんが大好きで
蒼空ちゃんも朱音が大好きなんだから。
苦しいかもしれない。でも、俺らが側に居るよ。
だから、一緒に生きていこう…。」
蒼空、蒼空…。
『約束守る』って言ったのにごめんね。
私、皆と生きたい。
私が望む様に蒼空もそれを望んでる?



