「それにしても敬語直んねぇな?」
『え…。』
「俺の事はさ!
お兄ちゃんとか紘って呼べよ!」
『じゃ、じゃあ紘にぃ??』
「良いね!今度からそれな!!」
私に兄が出来た瞬間だった。
それから私は
母さんが神崎財閥の社長。
父さんが神崎財閥副社長。
そして…『神崎組』という
ヤクザの組長をしていると知った。
父さんは実家の組に連れて行き、
鍛えようとした。
でも、一つ問題があった。
トラウマのせいか私は急に触れられたら
身体が拒絶してしまう体質になっていた。
これを見た父さんは
中断しようとしたけど私は諦めなかった。
" 苦しむだけなら誰でも出来る。"
その父さんの言葉が私を奮い立たせていた。



