双姫 Ⅰ



『アイツが!アイツが!!』


蒼空の変わり果てた姿を見て
パニックを起こした私は強制的に眠らされた。

次に起きた時、
隣には医者らしき人物と知らない人達が居た。


「あら、起きたみたいよ?」


綺麗なお姉さん…。


第一印象はそれだった。


「気分は?大丈夫なのか?」


心配そうに見つめるのはカッコいい男の人。

その隣には私と同じ年頃の男の子。


これが今の家族。
母さん、父さん、紘にぃとの出会い。