『う……あぁ…ッ……!』
近付く男から離れたくて後ずさりする。
「蒼空ちゃーん?
今から君のお姉ちゃんが死んじゃうよ?
でも、安心して良いよ。
直ぐに君も同じ所に行かせてあげるから。」
「おねぇちゃん!おねぇちゃんッ!!」
泣いている蒼空が目に映った。
『蒼空!!』
ごめんね。
『私…約束守れないや。』
目を瞑り、涙を流した。
「直ぐにあの子も向かわせてやるよ。」
男が近付くのが分かる。
「おねぇちゃんッ!!」
「イッ!!このガキ!待ちやがれ!」
そして私に何かが覆い被さった。
目を開けると
『え……?』
「えへへ…間一髪だったねぇ……?」
背中にナイフが刺さった
蒼空が私を抱き締めていた。



