「おー良くやったなぁ。
勝手に逃げちゃって悪い子だなぁ?」
「総長!
一人だけ良い思いしないで下さいよ〜!」
良い思い?何が?コイツら狂ってる。
「なら、お前が殺れよ。」
その言葉に周りがザワついた。
男はナイフを手渡し、男は蒼空を手渡す。
「先に気味わりぃ目の色したソイツからな。」
「はい!分かりました!!」
ナイフを持たされた男が私に近付いて来る。
「さぁ、『神龍』諸君!
お前らのアホらしい掟が俺によって破られる!
一般人を巻き込まないなんて掟がよぉ!」
「お前、人を傷付ける事に
なんとも思わねぇのか!?」
「はぁ?思った事なんかないね。
逆に楽しくて止められない。
だから見とけよ、人が死ぬその瞬間をさぁ。」
男は私を見て、またニヤリと笑った。



