私と蒼空は近くの公園に行った。
ブランコ、シーソー、鉄棒、
すべり台…一通り遊んだ。
『もう遊ぶのが公園なら
施設でも良かったんじゃん…。』
二人で砂遊びをしながら私は愚痴った。
「えぇー?
だってそんな気分だったんだもん♪」
砂で山を作り、
トンネルを掘りながら陽気に答える蒼空。
『だったんだもんって……。』
「良いから掘るのぉ!」
『はいはい…。』
蒼空が掘っている反対側から私も掘り始めた。
黙々と二人で掘り続けていると、
『「あ!」』
遂に穴が繋がった。
「繋がったねぇ~!」
『そだね!』
外側からは見えないが
穴の中で私達の手は繋がれている。
「ねぇ、おねぇちゃん。」
『ん?』
「『双子』って二人で『一つ』なんだって!」
『ふ~ん?』
「だから蒼空とおねぇちゃんは
二人で一つ…って事だよね!」
『まぁ、双子だし。ソックリだしね!』
「おねぇちゃん。蒼空の側にずっと居てね…?
おかあさんみたいに置いてかないでね?」
『……ッ…馬鹿な事言わないの!
そんなの当たり前じゃない!!』
ずっと蒼空はそんな事
気にしてないと思ってた。
だっていつもこんな悲しい笑顔を
見せた事なんて無かったから…。



