双姫 Ⅰ



「奈緒珠先生…これ本当に貰って良いの?」


「わぁ~!お揃いだね♪」


私達が着ているのは
白くて可愛いワンピース。


「着てくれないの?
折角、似合うと思って作ったのに…。
ほら!努力の勲章よ!!」


手を見ると絆創膏だらけ。


『うわっ…痛そう……。』


「先生頑張ったのよ~??」


誇らしげに拳を握る姿に蒼空と笑った。


「でも先生!ここホツれてるぅ!」


笑いながらスカートの裾を摘んで
ヒラヒラと弄ぶ蒼空。


『本当だ!先生下手っぴ!!!!』


「んまぁ!嫌なら返しなさい!!」


「キャー!ヤダもんね!!
もう着たから蒼空のだもん♪♪♪」


『先生ー!ありがとう!』


二人で奈緒珠さんに抱き着いた。


「喜んでくれて嬉しいわ!
二人共まるでお姫様みたいで素敵よ!!」


『えぇ~?私、お姫様じゃないよ?』


「蒼空がお姫様!?嬉しぃ~!!」


『だから違うでしょ~!』


「蒼空がお姫様なら
おねぇちゃんもお姫様なの!」


「そうよ~?なんたって双子なんだから♪」


「わぁ~い!おねぇちゃんと一緒♪♪♪」


『はいはい…お姉ちゃんもお姫様ね。』


そんな話で盛り上がってた。