双姫 Ⅰ



「ありがとう!
貴方達、朱音さんを捕まえてね!!
それで一人にしないでね!」


じゃなきゃあの人は
本当の一人ぼっちになってしまうから。


「あぁ、アイツはどの方向に行った?」


「あっちです!」


朱音さんが走った方向を指差す。


「分かった。
お前も今度から気を付けろ。じゃあな。」


「は、はい/////」


朱音さんといいこの人達も
なんでこんなにカッコいいの!?


「あ!待って!!貴方達の名前は!?」


彼らはもう走っていた為、
大きな声で問いかけた。


「『双覇』だ!」


そう言って彼らの姿は見えなくなった。


「そう…は…え!?あの『双覇』!!??」


家の前で一人アタフタする。


「…今日は過激な一日だった……。」


そう呟きながら家の中へと入る。


この時、彼らとの一部始終を
見られていたなんて
私は気付く事が出来なかった。


真白sideEND