双姫 Ⅰ



「うん…知ってる。
でも、僕らはそれでも朱音を助けたいんだ!」


「まだ近くに居るかも知れません。
行きますよ。」


「そうだな、行くぞ。」


彼らはあの人を探す事を諦めていないようだ。


「あの!あの人の名前はなんですか!?」


聞けなかった名前を彼らに聞くのは
ズルいかもしれないけど。それでも知りたい!


「…神崎 朱音だ。」


私を睨んでた金髪の男の人が答えてくれた。