「わ、私が…襲われてる所を助けて頂いて……。」
そう言うと彼らは一瞬目を見開いて
「悪ぃ、言いにくい事言わせたな…。」
バツが悪そうに謝罪をした。
この人達本当に悪い人じゃないのかな?
「あの、
なんであの人を追っているんですか?」
とりあえず気になった事を聞いてみる。
「…アイツは一人で何もかも
背負って苦しんでる。
それを誰にも言わないし頼らない。
俺らを「頼れ」って言ってんのに
避けて逃げんだよ…。」
赤髪の人が悲しそうに顔を歪める。
「あの!私は貴方達の事も知らないし、
朱音さんの事も分からないけど
きっと危険に巻き込みたくなくて
逃げてるんだと思います!」
関わって傷付けないようにと。
私に「全部忘れろ」と言ったように…。



