『…他の奴の前でそんな仕草すんなよ?』
また襲われちゃうよ…。
今回はたまたま助けれたけど。
「へ!?あ、はぃ//////////」
彼女の顔がまた赤くなった気がしたけど
今はそれ所じゃない。
『…とりあえず人の多い所まで連れて行く。
俺が合図したら走れ、分かったな。』
「はい!」
彼女に手を貸し、立たせる。
そのまま何食わぬ顔で路地裏から出る。
『やっぱついて来てんな…。』
人通りの多い場所に出ても
気配がずっとついて来る。
『…おい、走っぞ。』
彼女にしか聞こえない声で話す。
「はい!」
握っていた手をギュッと強く握り返してきた。
『行くぞ!』
私が走ると同時に彼女も足を早めた。



