奈緒珠さんから鍵を借りて、
施設から出ようとした。
『まさか………。』
何台ものバイクが近づいて来る。
まさかもう来たの!?
私の計算では明日位の筈だったのに。
『紘にぃ、場所覚えてたんだ。
ちょっと甘く見てたかもね。』
丁度あっちから視覚になる場所を
見つけ、そこに隠れる。
様子を見てると紘にぃ達は園の中へ。
『双覇』の皆は入口に残った。
『……皆を連れて行かなかったか…。
どんだけ用心深いのよ、紘にぃ。』
この『壱岐保護施設』は
周りが柵で囲まれてるから入口しか通れない。
飛び越えたいけど先が尖ってるから
万が一刺さったら洒落になんない。
とゆー訳で私は檻の中に居るって事。



