バイクで30分した所に
『壱岐保護施設』はあった。
「懐かしいな、なんも変わってねぇ。」
「あの紘先輩。ここってなんですか?
本当に朱音がここに??
僕もっと人気のない所かと思ってました…。」
「まぁ、ここに居るって確証はねぇけどな?
とりあえず聞いてみよう。
あ、お前らはここに居ろ。」
紘先輩が俺らを見て指示する。
「…なんでだ?」
「これから話す人は朱音を良く知る人だ。
聞きたくなくても朱音の過去を聞く事になる。
それと、もし朱音が居たら逃げるかもだろ?
だからお前らはここに居ろ。」
「そういう事なら待ちましょう。
玲、一応入口を固めときますよ。」
「…分かった、ここで待つ。」
「おう、じゃあ行って来る。」
『神龍』は園の中へ入って行き、
『双覇』は入口で待つ事にした。



